讃岐街道に近い法市は、標高250m~500mという山間部にありながら、古くからの水源地で、水の恵みによって集落が形成されてきました。山々の恵みによってもたらされた、法市の清廉な地下水で育ったサツマイモや野菜は甘みがあり、そのままでも美味しく食べられると評判です。
夏に栽培されるサツマイモ(甘藷)は、明治時代になるまで「麦」や「雑穀」と並ぶ日本人の主食でした。そんなサツマイモを保存食として通年保管するため、作られたのが干し芋です。
ここ法市には現代においてもサツマイモ(甘藷)を湯通しして、ひとつひとつ手作業で皮を向いて、天日干しにする食文化が残っています。天日干しは初冬に行います。初冬の寒さを利用し、懐かしい甘さと歯ごたえを生み出します。
「ほいちの干し芋」は、法市の育む大自然の恵みをギュッと詰め込んだ無添加の保存食品です。